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菊野大明神考メモ書き

菊野大明神考
0.法則からの逸脱
1.菊野大明神
2.聞き書き
・由来
・現状
3.文献
菊野大明神に関する記述
・「通小町」
・「橋姫伝説」
4.考察

・三つの違和感
 ・何者が祟っているのか?
  →縁切り、石の祟りのパターンからの逸脱が見られる
   ・怨念を石に宿らせ、縁切りを起こすのは基本的女性の霊(繁昌神社、石女、ウブメ、イワナガヒメ)
  ・「菊」の名の呪術性
   ・お菊
   ・菊理姫命と縁切り
  ・小野小町伝説と深草少将
   ・他の小町伝説に怨霊化したものは見られるのか?
   ・深草少将のモデルは僧正遍照
    ・僧正遍照の天狗調伏→霊験ある人物
   ・小野小町が人を使い深草少将を殺したという俗説
     →伝承を深草少将(しつこい男性)を切る小野小町(女性)という文脈に変換した時、聞き取り調査を行った現状と符号する
  →前述した縁切りが女性霊、女性神の嫉妬により引き起こされるものに対し、菊野大明神の縁切りはまた意味を違えるのではないか?

 ・何故豊川稲荷を標榜しているのか?
  ・伏見稲荷と豊川稲荷
   ・稲荷と女性性
  ・伏見文化圏において堂々と豊川稲荷を標榜する訳、上書きが行われなかった理由があるのでは?
   ・同じく京都においてダキニ(注:豊川稲荷とは銘打たれていない)を奉る隠し神「福大明神神社」
    →屋敷神としての側面の可能性

 ・語り部は何者なのか?
  ・語り手無き伝承はその効力を維持しない
   ・絵馬(らしきもの)の存在→商業活動が行われていた可能性
   ・「旦那」、スポンサーとなる権力者の存在





0.法則性からの逸脱

 民俗社会を捉える時、様々な視座があるが、その一つとして伝承を中心とした視点が存在する。そのような視座に立った時見えてくるのは、神話、伝説、昔話、世間話と言われる物語郡がその展開、モチーフにおいて一定の法則性を持ち、固有名詞を変えながら時代と地域を超越し語られ続けていることである。
 それらお話の「お約束」を知る時、伝承された物語の新しい魅力に触れることが出来る。
 そしてパターンを認識することで見えてくるのが、それらから逸脱した伝承の存在である。
 今回取り上げる菊野大明神は、現地の独特の雰囲気以上に、伝承・信仰が他に見られる法則から若干ズレており大変に興味深い。このズレがいかなるもので、どのような原因で発生したかについて考察することで、伝承世界の深さの一端を感じることが出来るだろう。
 本文は菊野大明神の現地の様子と住職からの聞き取り調査を、文献調査で補完する形を取り、その上で見出される既知の法則性からの逸脱する点に注目し、法則からの逸脱を発見するための予備知識の紹介と、何故そのような逸脱が起きたかを考察したいと思う。


1.菊野大明神(浄土宗法雲寺)
・所在地
京都府京都市中京区河原町通二条上る清水町364-1(法雲寺境内)

・現地の様子
 京都市バスを市役所前で降り、北へ400メートルほど上がると、通りから少し奥まった所に古く朽ちた感ある門が見つかる。法雲寺の門である。中に入ると、境内はやや荒れており、手入れされた花木もないように見える。門をくぐり左手に本堂があり、正面には寺の者の住居がある。いずれもそれなりに古そうではあるが……
 住居は玄関が開放されており土間を通り中庭に入ることが許されている。
 土間は一部屋ほどもの広さがあり、天井も高い。玄関の座敷には呼び鈴が設置されている。住職に挨拶をし、小さな賽銭箱に百円を入れ、蝋燭と線香を二本ずつ頂く(どうやら二本ずつというのがここの形式らしい)。
 庭にある納屋と思しき小屋のなかに菊野大明神は祭られている。
http://blog-imgs-34.fc2.com/j/a/m/jamir36o/P9010576.jpg


 納屋の中は薄暗く、奉納された提燈が無数に飾られている。納屋の中心部に本尊が置かれ、その正面に正座するよう座布団が二つ並べて敷かれている。
http://blog-imgs-34.fc2.com/j/a/m/jamir36o/P9010577.jpg


 同社内に豊川稲荷も祭られており、先ほどの蝋燭と線香はこちらに上げるようなっている。明確に豊川稲荷と書かれており、狐が飾られている。
 祭壇の後ろにはダキニと思しき絵が飾られている。
http://blog-imgs-34.fc2.com/j/a/m/jamir36o/P9010580.jpg

http://blog-imgs-34.fc2.com/j/a/m/jamir36o/P9010583.jpg


2.聞き書き
 話し手:法雲寺住職
 聞き手:ジャミラ
 *録音できず

由来について
・もともとここの寺にあったカミやない
  (カミと表現したことに注目)
・三条東院のあたりにあった石を天明8年か、元治の大火の折焼失した本堂再建と共にこの寺が預かることになった。(たぶん元治やないか)
・路傍の石
・この石の前を通ると縁談がご破算になるので、男女や嫁入り行列は辻を大回りした
・どう見ても物置に見える→一時の預かりだったのかも
・寺で供養した所無差別に破談を起こすようなことはなくなり、悪縁を切り良縁を結ぶようになった


石の由来について
・小野小町に懸想した深草少将は999日間彼女の元へ通い詰めるも、1000日目ついにこの石の元で息絶える。この石は毎日深草少将が腰を降ろして休んでいた石であった


現状について
・縁切り目的で今も人が訪れる
・92パーセンは女性。浮気、離婚、DV、ストーカーの悩み
・だいたい二、三時間は相談に乗る
・インターネットのせいか最近人が増えてきた
・全国的に縁切りの神社が少ないから人がくる
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  1. 2009/09/10(木) 16:02:53|
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